大崎町は、日本初の陸上競技に特化した鹿児島県のトレーニング施設であるジャパンアスリートトレーニングセンター大隅や、海岸線7kmにわたる松林内にクロスカントリーコースなど陸上競技の練習環境を急速に整え、ソフト面やハード面で「陸上競技の聖地化」を目指してプロジェクトを実行しています。
また、2023年3月に大崎町版地域スポーツコミッションである「スポーツ観光おおさき」を設立し、スポーツを通した地域活性化を推進し、様々な種目のスポーツ合宿や大会の誘致を行い、交流人口の増と地域経済の循環を図るだけではなく、町内の健康増進や運動機会の創出も行い、健康で活力あるまちづくりを実践していきます。
大崎町の地域資源である食・環境・自然・人とスポーツを掛け合わせた大崎町ならではのスポーツ振興を図っていきます。
大崎町だけでなく、全国の地方は、未来の子供たちにどのようなバトンをつなげていくかを考え試行錯誤していることと思います。地方にとって関係人口・交流人口の増は未来に向けて重要な事項であり、注目してもらうことは地域課題の解決に向けた最初の一歩だと考えています。
その課題解決にスポーツからアプローチするプロジェクトの一つが、日本のトップアスリートを招聘した全国規模の陸上競技大会「Japan Athlete Games in Osaki」を開催し、スポーツを通した交流人口、関係人口の創出をさらに加速させ、陸上競技の聖地とした街づくりを展開していきたいと考えています。
昨年度も、多くの皆様にふるさと納税で御支援いただきました。「2024 Japan Athlete Games in Osaki」にて皆様から御支援いただきました大会の様子をお届けできたらと思いますので、ぜひ御注目いただけたら幸いです。
スポーツ庁では、東京2020大会終了後、スポーツツーリズムの推進、障がい者スポーツの体験・交流、スポーツがしたくなる環境整備等の「スポーツ・健康まちづくり」に積極的に取り組もうとする自治体を応援するため、2021年より毎年1回、「スポーツ・健康まちづくり優良自治体表彰(スポまち!長官表彰)」を開催し、これまで延べ50の自治体を表彰してきました。
今年度も、「スポまち!長官表彰 2023」の開催に向けて、新たなスポーツによる「まちづくり」のアイデアを募集し、全国の自治体から熱意あふれるアイデアが集結しました。
審査の上、受賞される26の自治体が決定しましたので、11月10日に表彰式典が開催されました。
本町では、スポーツを通じた地域活性化を図るべく、その中心として様々な事業を推進する団体として「スポーツ観光おおさき」を令和5年3月に設立しました。その際、町内の様々な団体・個人の方やスポーツの専門家の方々にご協力をいただき、今後の事業方針やビジョンを策定し、令和5年度から少しづつ事業を行っております。
今回、その計画や方針をもとに応募したところ、「スポまち!長官表彰2023」の優良自治体として選定され表彰状を、スポーツ庁の室伏長官より授与されました。
今後も、スポーツを通した様々な結び目を結いながら地域一体となったまちづくりを推進していきたいと思います。引き続きのご協力をよろしくお願いいたします。
これまで、多くの御支援をいただき推進してまいりましたプロジェクトをさらに推進し、町に活気と活力を生み出す柱としてスポーツが持つ力を発揮するため陸上競技だけではなく、幅広い分野で町内外に向けたスポーツ事業を展開していきたいと考えています。
〇Japan Athlete Games in Osaki
〇スポーツ観光おおさき運営にともなう地域活性化プロジェクト
・合宿誘致、大会誘致等による交流人口増、おもてなしの強化による地域経済活性化事業
・アスリートと町民の交流事業
・健康増進、運動機会の創出事業
・スポーツツーリズム事業
・スポーツ観光おおさきの持続的な運営
〇魅力ある合宿関連施設整備事業
多くの皆様にふるさと納税を通じて御支援をいただき、一つの取り組みを着実に実行してきたことで、その先の未来に進むことができていると感じております。
大崎町の魅力や潜在力をさらに磨き上げ、皆様の思いにも応えられるよう、スポーツを新たな柱としてプロジェクトを推進してまいりますので、何卒引き続きの御支援を賜りますようお願い申し上げます。