士幌町は十勝平野の北部に位置しています。
見渡す限り畑、牧場、牛、そしてその間をまっすぐ伸びていく道路。
誰もがイメージする北海道の景色が広がります。
畑作・酪農・畜産が盛んで、町の総面積の約60%を農用地として利用している純農村地帯です。
平坦な土地を活用した大規模農業が行われ、特にじゃがいも・小麦・ビート・豆の4輪作を行っており、乳牛 約18,000頭、肉用牛 約54,000頭が育てられています。
本プロジェクトでは、士幌町の地域交通の課題解決を目指しています!
本町は、面積が、259.19㎢あり、東西に25.6km・南北に17.1kmであるため、都会と違い、車が必須です。
農村部では町営バス(スクールバス混乗・1日3便)、士幌市街地ではコミュニティバスを運行しています。また、ハイヤーチケット(市街地まで年間12往復分)などの高齢者の移動支援を実施しています。
しかし、高齢化の進行に伴い運転免許の返納が進み、移動手段のない方も増えています。
また、コミュニティバス(写真)は定時定路線で運行しておりドアtoドアにしてほしいという町民の方々からの要望が増えてします。
さらに、地域交通を支える運転手さんも高齢化が進み、確保をするのが年々難しくなっています。
そこで、AIデマンド交通を導入したいと考えています。
AIデマンド交通を導入することにより、農村部と市街地の交通手段の平準化、ドアtoドアへの要望への解決、地域交通を支える運転手さんなどの業務の軽減を目的とします。
パブリックテクノロジーズ、北海道十勝管内士幌町とAIデマンド交通を見据えた交通空白解消プロジェクトを開始
2022年4月、総務省が人口減少率などに基づき「過疎地域」に指定する自治体が、1970年の制度開始以来初めて、全国1718市町村(東京23区を除く)の半数を超えました。
しかし、本町は、過疎法の対象外のため、過疎債などの有利な起債が使えず、財源確保に苦慮しています。 このクラウドファンディングにより多くの全国の皆様からご支援をお待ちしております!
高齢者の皆さんが可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう地方の地域交通の再編の仕組み作りが必要であると考えています。
AIデマンド交通の導入がその足がかりになると思っています。
ただし、それには、たくさんの事業費用がかかります。
私は、「チームしほろ“農村ユートピア”2世紀へ」をモットーに町政を進めています。
限られた財源の中で、施策をやっていく必要があり、持続可能な行財政運営の実現も目指しながら、令和3年に開町100年を迎えた士幌町を次の100年に向けて次代の子どもたちに繋ぐ必要があり、将来を見据え、効果的・効率的な行政運営を行っていく必要もあります。
本町の取り組みに!是非、ご協力お願い申し上げます。