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自治体ニュース
松浦市は、かつて「末盧(まつら)」と呼ばれた海と島のまち。
3世紀、中国の史書「魏志倭人伝」にある弥生時代の国のひとつで
《古事記》仲哀天皇段に登場する末羅県(まつらのあがた)」、
《日本書紀》神功皇后摂政前紀にみえる「松浦県(まつらのあがた)・梅豆羅国」とも同じ地です。
大陸からは、一支国(壱岐)を経て、邪馬台国に渡るゆえ、
九州本土で最初に上陸する、古代北九州の要地であったとされています。
これらの古典が伝えるところには、
人々は、山海に沿って暮らし、
海中に潜って魚や鰒(あわび)を捕えて食し、
地は、前を歩く人が見えないくらい草木が繁茂している、とも。
四千余戸の暮らしは、豊かな自然とともにあり、
漁を生業に生きた先人の息づかいが記されているのです。
さらに後の世、鎌倉時代には「松浦党(まつらとう)」という名で大海を渡り、
歴史の荒波をも力強く生き抜いた、たくましい松浦民の原点。
こんなふうに、海とともに在った私たちの祖先が
日本という国の興りに深く関わったその歴史の重みを、
「まつら」という言葉からほとばしるのを、感じ得てならないのです。
だから
その史実が、これからも久しく松浦の未来を照らすように、新生・松浦市の心意気を”意匠”に代え、
その「音」を、冠しました。
まつら。
そこにはいつも、清々しく美しい響きがあります。
「meets!まつら」
それは松浦の
「ほんものとの出会い」なのです。