220 語り部と歩きたび★熊野古道★時さかのぼるありだ【完歩証付き】 (A220-1)
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申込期日:通年受付
ただし、年末年始(12月28日~1月3日)、ゴールデンウィーク(4月28日~5月6日)、お盆(8月12日~16日)は実施できかねます。
【問い合わせ先】有田市観光協会事務局 ℡ 0737-83-1111
上り坂が続くコース。
コース沿いには多くの史跡があり、歴史情緒あふれるコースです。
また、所々でみかんの段々畑が見渡せ眺望も楽しむことができます。
★くまの古道ふれあい広場 → ★宮原神社 → ★伏原の墓 → ★山口王子社跡 → ★爪書地蔵 → ★太刀の宮 → ★蕪坂塔下王子社跡 →折り返し
~~~太刀の宮~~~
有田の剣豪宮﨑定直の伝説が残る神社 【宮﨑定直の伝説】
宮﨑定直が大阪冬の陣から姉の住む宮原荘へ帰る途中の出来事です。
神社の前で休みがてら眠ってしまい夢を見ます。
大勢の敵に囲まれ、危機一髪の状況に陥った際、所持していた太刀が
自然と抜け出て多人数を追い回します。
目が覚めると辺りに敵が大勢倒れており、太刀は中程より二つに
折れていたそうです。
不思議に思いながら定直が太刀の折れた部分を合わせてみると
これまた不思議と繋がり元通りの状態に戻ったというのです。
その太刀と神社を尊み、太刀を「折継丸」と名付け、この神社に
この太刀を奉納したことから、この神社を「太刀の宮」と呼ぶようになりました。
序盤は平坦な道ですが、糸我王子社跡を過ぎたあたりから急な上り坂が続くコースです。
国史跡に指定された糸我峠には塗装されていない道(通称:七曲がり)もあり、情緒あふれるコースです。
★宮原渡し場跡 → ★得生寺 → ★糸我稲荷神社 → ★くまの古道歴史民俗資料館 → ★糸我王子社跡 → ★糸我峠 → ★糸我峠茶屋跡 →折り返し
~~~糸我峠茶屋跡~~~
糸我峠を登ったところに2軒の茶屋がありました。
現在は、金庫に使っていた場所が残っているだけですが
当時は、冬に採ったみかんを保存して夏に売り、
大変賑わっていたようです。
平家物語の「祇園女御」の段によると、
白河院が熊野御幸の途中、糸我峠で休息し輿から
降りた時をとらえて仕えていた平忠盛が、
平清盛は白河院の王子であることを歌にして
申し上げたと記されています。
完歩いただきました証として、和歌山の紀州材で作成した完歩証をプレゼントいたします。
支払方法 ※自治体、寄付金額ごとに使える決済方法は異なります。