絹100%のストールを紅イモと琉球藍で染め上げました。1点1点、手染めの為、色合いは異なります。ご了承下さい。
◆新垣 隆◆
1949年 読谷村出生
1973年〜1974年 沖縄県工業試験場(染織課)糸染講習会受講
以降 読谷山花織の糸染に従事
[表 彰]
1989年沖繩県優秀技能者表彰
1990年沖繩県中小企業団体中央会表彰
(財)伝統的工芸品産業振興協会設立 15周年記念表彰
第8回安谷屋正量賞表彰
1992年 通商座業大臣表彰「獎励賞」
1995年 沖縄総合事務局長表彰「功労賞」
2002年 厚生労働大臣表彰「卓越技能賞」現代の名工認定
[団体職歴]
読谷山花織愛好会書記
1973年〜2008年 読谷山花織事業協同組合(事務局長・専務理事・理事長を歴任)
「在任中 組合の染色に従事」
[受賞歷]
1984年 第1回 読谷山花織特別展「村長賞」「議会議長賞」
1985年 第2回 読谷山花織特別展「村長賞」
1987年 第9回 沖縄県産業まつり工芸品の部「奨励賞」
1998年 第33回 西部工芸展「沖縄県知事賞」
2001年 第25回 全国伝統的工芸品公募展「NHK会長賞」
2002年 第54回 沖展「奨励賞」
2003年 第35回 西部工芸展「KKB 鹿児島放送局長賞」
2005年 第57回 沖展「奨励賞」
2006年 第58回 沖展「奨励賞」
2007年 第41回 日本伝統工芸染織展「中国新聞社賞」
2011年 第46回 西部工芸展「NCC 長崎文化放送賞」
2013年 第65回 沖展「奨励賞」準会員推挙
2013年 第47回 日本伝統工芸染織展「東京都教育委員会長賞」
◆草木染の特徴◆
草木染の特徴は季節や地域が違うと、同じ植物でも同一の条件で染めても同じ色に染めることができません。「唯一無二」と云われる理由がここにあります。
読谷村の特産品である紅イモは行政や業界の努力で、お土産品「紅いもタルト」発祥の地として他市町村をリードしています。この紅イモは数多くのアントシアニン(淡いピンク・赤・青・濃紫色)を含む他植物より濃い鮮やかな紫色をしています。
アントシアニン色素(6種類に分類)は染料として利用するにはとても不安定でしたが、特殊な方法で独自の色を抽出するのに成功、本来の紫色に染めることができるようになりました。このことからもこの紫色は読谷の地だからこその色合いといえます。
天然染料の良さは幾種類もの色素が混在し、色に深みがでるところです。
使用している間に風合いに変化があります。これも天然染料の特徴とご理解、ご愛用ください。
天然染料による染色は日光に弱く、水洗いにより多少色落ちします。
◆注意事項◆
※草木染は染め上げるまで多くの工程が必要で、染料の植物の状態のより色の調子や染め上がりにムラが出やすいです。また、日光や摩擦に弱いので陰干しや優しく扱う必要があります。
※アルカリ洗剤や漂白剤を使用すると脱色されてしまいます。また柑橘類(酸性)の汁が付着すると結合した金属が分離して発色と固着が失われて色素だけになる為、中性洗剤を使用してなるべく手早く優しく押し洗いをする事をお勧めします。
※経年で色に変化が進みます。草木染の特徴であり良さと理解していただき末永くご愛用下さい。
※濡れたり、湿気の多いところで使用した場合は、白い衣類に色移りする可能性がありますのでご注意下さい。
※一枚一枚丁寧に手染めをしていますので、画像の色合いとは多少異なる場合がございます。ご了承ください。
◆洗濯方法◆
中性洗剤を加えた水で数十秒洗い、すぐにすすぎ洗いをし、形を整えて日陰干しする。
【内容量】
【素材】
・ジャガード(オーロラ)
・縦40cm
・横170cm
・絹100%
申込期日:通年
発送方法:常温配送
発送時期:寄附受付から2ヶ月~3ヶ月
提供元: 布ぬ染家 薫風(くんふ~)