ディアマンテスのアルベルト城間と仲間功コラボ商品「ケロ(イッチン)」をペアでお届けします。
仲間功(陶芸家)と、アルベルト城間(音楽家)の2人は、1990年代初頭に、仲間功の陶芸の師である糸数ホルヘ氏を介して出会いました。
お互いのアートな部分で意気投合した2人は交友を深めていきます。
そして、2人が初めての展覧会を開催したのは、2012年12月5日から2013年1月7日にかけて、宜野湾市のカフェ・ユニゾンにて開催された「Guittara y Cebada(ギターライセバダ『ギターと大麦』)」でした。
その際に製作されたコラボ作品の一つが「ケロ」です。ケロとは、古代インカ帝国で、儀式の時に使われた盃(さかずき)の事です。
展覧会後、2人は様々な「うつわ」などの製作を重ね、2人のブランドを立ち上げ【ARTESANO-アルテサノ】と名付けます。今回のケロは、展覧会の時と同様に、仲間功が作陶し、2人の手によって、ギターと大麦の絵付け(装飾)が施されています。
沖縄をルーツに持つアルベルト城間。その、祖国、ペルーの地域に古代から伝わる「うつわ」が、沖縄に生まれ育った、仲間功とのコラボレーションで、独特な作品に仕上がっています。
成形の技術的にも難易度の高いケロですが、2人の素朴で温かみのあるデザインが、そのスタイリッシュな形を引き立てています。
ビールなどをいただく「うつわ」として、また、お部屋のインテリアなどにも、個性光る印象的な一品をお楽しみ下さい。
沖縄のやちむん(焼き物)は、沖縄が『琉球王朝』と呼ばれていた14世紀から16世紀のころ、中国や南方諸国の陶磁器が輸入されたのをきっかけに発祥し、600年もの歴史があると言われています。
小さな小さな『琉球』という王国から、帆を立て、くり船を漕ぎ、大航海を生き抜いた、逞(たくま)しく、大らかな沖縄の先人達。そこに生まれた、逞しく大らかな『やちむん』。
仲間陶房では、そんな沖縄のやちむんの伝統の技、そして、新しい技術も、ともに活かしながら、現代でもなじめるようなモノづくりを目指して作品作りを行っています。
是非、日常使いとしてお使い下さい。
【仲間陶房】仲間 功(なかま いさお)
1972年生まれ。読谷村出身。
高校2年の時、学校に「陶芸部」を作り、部長に就任。
卒業後は、読谷村在住の陶芸家でペルー3世の糸数ホルヘ氏の元で5年間の修行を積む。
その後、陶芸家・山田真萬氏の元で腕を磨く。
2001年(平成13年)独立。
2002年9月、現代沖縄陶芸展・自由作品の部、県知事賞(金賞)受賞。
21歳での受賞に続く2度目の受賞となる。
【アルベルト城間】
ペルー生まれの日系三世。中南米歌謡コンテスト優勝をきっかけに87年来日。
91年にラテン・ロック・バンド「DIAMANTES(ディアマンテス)」を結成。93 年にメジャーデビュー。
数々のヒット曲を生み出し、沖縄を拠点に全国各地でライブ・コン サ ートを展開。
2011 年には、DIAMANTES 結成 20 周年を記念したアルバム『CONTIGO』をリリース。
2012 年 7 月には、オリオ ン ビール「麦職人」の CM ソングとして書き下ろされ話題になった「Cebada」を収録した両 A 面シングル「Cebada,Amigo」を沖縄限定で発売。
2013年夏、約2年ぶりのオリジナルアルバム【ARTESANO-アルテサノ】をリリース。また、2012年の「沖展」グラフィック部門にて「謝恩」が初出品、入選。その後連続入選するなど、音楽以外でも積極的にアート活動を展開中。
やちむん(焼き物)はすべて、一つ一つ手作業でつくられるため、形や大きさ、発色などが多少異なる場合があります。また、絵付けも、作品の一つ一つが違った顔を持っていますが、それが世界に1つしかない個性にもなっています。
※工芸品は一つ一つ手作りのため、模様や大きさ、色、形が若干異なるものがあります。
【内容量】
口径:約10cm
高さ:約15cm
申込期日:通年
発送時期:寄附受付より3ヶ月〜7ヶ月
提供元:仲間陶房