古代秀衡椀を参考に、ふっくらとした胴と、高くハの字に開いた高台のフォルムでつくられております。
内側は古代朱の奥深い色合いで仕上げており、お椀全体に描かれた華やかな秀衡紋様と松紋をお楽しみください。
松紋は古代秀衡椀でも描かれており、冬の寒さに耐え四季を通じて緑を保つ松は、長寿や子孫繁栄の紋様として日本では古くから使われている模様です。
大・中・小の三つ重ねセットが秀衡椀の原型で、椀の形は、胴はふっくら丸みがあり、高台はハの字に堂々と高くつくられている。
冠婚葬祭行事をその家々で行うため来客をもてなす道具として発展。家々により描かれている有職菱紋や草花紋様が異なるのも面白い特徴です。
主に平泉周辺の大農家に伝わる古い椀を、地元の人々が愛着を込め【秀衡椀】とよんでいました。
最古の古代秀衡椀は、16世紀安土桃山時代の品が数十種類、現存し伝わっています。
お礼の品について
容量 煮物椀(松紋・黒内古代朱) 2個
サイズ:直径 12.6cm×高さ 9cm、深さ 5.5cm
重量:150g
木材:栃の木
技法:花塗り うるし
【お手入れの注意点】
長時間箱にしまった状態は、天然木の漆器にとって良い保存状態ではありません。
乾燥状態を引き起こし、急に使用すると、木の割れや漆はがれの問題も発生します。
出来るだけ自然の環境で使用したり、拭いたりして、水気を与えることで長持ちします。
※汚れに関して、使用後は通常の食器用洗剤で洗って大丈夫です。
漆には抗菌作用があり、しつこく汚れがこびりつくことはありません。
使用後すぐに手洗い頂ければ理想です。
但し、長時間つけ置きするのはおやめください。木と漆が剥離する原因となります。
洗った後は、すぐに手ぬぐいで水気をふきとってください。
※食器洗い機、電子レンジ等、電熱で高温になる中に入れることはおやめください。
金箔が高温になり、下地の木の部分が燃えてしまいます。
事業者
有限会社翁知屋
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お礼の品ID 6092768
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