製品名:極上七角縞黒檀(ななかくしまこくたん)
伝統工芸の技術により製作された江戸木箸(えどきばし)です。
夫婦箸のセットで桐箱入りです。
七角形は、360度で割り切ることの出来ない微妙な角度が難しく、箸の製作では指先の感覚だけで七角形に削り出していきます。
箸は親指、人差し指、中指の3本(奇数)で操作するので、七角形の51.4度の角度が指に安定よく、絶妙に収まり使い心地が抜群のお箸です。
<七角のお箸について>
木箸と言えば以前は丸形か四角がほとんどでした。
もっと手に馴染む箸を作ろうと、工夫を重ねたところ、最初に八角にすることで丸に近く、滑らない握りやすい箸ができました。
その後、箸を持つ指の数は奇数だからと実にぴたりと手におさまりよい五角の箸ができました。
そこからさらに同じ奇数の七角にすると、手にとてもしっくりくる思い描いていた箸に仕上がりました。
しかし、奇数角の箸は作るのがとても難しいのです。
平行になる対の面が必ずある偶数角のものに比べ、奇数角のものは目安になる面がありません。たらに、縞黒檀の場合、とても硬いため手で細く削るのは容易ではなく、特に箸先は、一番細くなるので、もっとも神経を使いながら、息を吸い、そして止めて、慎重に削っていきます。それを何度も繰り返すことで製造ができます。
何百本も手作りで、しかも安定して作らなければならない。
最終的に、世に出せるまでに2年の歳月を要した、当店を代表的する箸になります。
・サイズ:男性用24cm 女性用22cm
・素 材:縞黒檀
・仕上げ:漆塗装
※画像はイメージです。写真と製品の色味との差異が生じる場合がございます。
※製品は一つ一つ手作業により製作しており、素材毎に模様・色等が異なるため個体差がございます。あらかじめご承知おきください。
※手作りのため、お届けまでに3ヶ月以上お時間をいただく場合がございます。
在庫のご用意がある場合は、順次お届けいたします。
※商品コード: 56190653