■本のタイトル
「明日を探る北海道農業」
■内容
国ののびしろは地域活性にあり。
元NHK記者が全道を走りまわり、農業スペシャリストたちを取材。
明るい見通しをもって北海道農業と酪農の最前線を伝える。
北海道は大豆、小豆、小麦、そば、ビート、
じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、大根。生乳、そして肉牛……。
日本の食料自給率に北海道農業が占める割合は高く、
主要な農産物の生産量は1位。難しいと言われた米の栽培でも
「ゆめぴりか」など最高品種が登場しました。
また輸入に頼っていた小麦でも「ゆめちから」を生み出しました。
牛乳の質の高さは世界一。
農家は政府の農業政策に振り回されながらもいくつもの困難を乗り越えてきました。
元NHK記者が北海道中を走りまわり、消費者の視点に立って
北海道の農業スペシャリストたちを取材。
後継者難に悩みながらも対策が進められ、
明るいきざしを見せている北海道の農業、酪農の最前線を報告する。
著作:二日市 壮
1936年西宮市生まれ。
NHK記者として環境問題などを取材。
定年後、名古屋大、中京大講師を経て韓国へ。
KBS日本語放送中心に滞在12年。
仁川大、韓国外大で日本語を教える。
著書『明日を探る北海道農業』『韓国擁護論』(国書刊行会)。『京浜工業地帯』(共著、泰流社)。
ビデオ『東海レールウォチング』(NHK)。