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沖縄県沖縄市で唐仙窯(とうせんがま)として工房を構えている、工芸士の山内唐仙。
第69回「創造美術展示会員受賞」、第70回「沖展賞受賞」といった、長年に渡り数々の作品が受賞されています。スリップウェアを用いた、多様なデザインはひとつひとつ異なっていてもどこか似ている雰囲気を醸し出しています。矢羽根模様で小皿・中皿・尺皿・大皿などを制作しています。


■オリジナル化粧土への挑戦
これまで少しづつ集めてきた山土を使って独自の化粧土を作っている。「市販の化粧土は白すぎるので沖縄の土で作りたい」と語る山内さん。
長年かけて北部で白っぽい土を集めてきた。白土は県内でほとんどないので見つけては保管しておいた。最近時間ができたのでテストを開始、すこしづつ分量を変えながら思い通りの色が出てこないか試験を重ねている。

■大皿制作
大皿の一番難しいところはいかに綺麗に広げるか。16kgもの土を使う大皿はとにかく大変です。
まず 8kg くらいの土で 50cm 径、厚み3cmの円盤を作る(1時間くらかけてトントン叩いて円盤にする)。次に残り 8kg の土をひたすら伸ばして土の紐を作る。それが完成したら、ようやく円盤の上に乗せてゆっくりと回転させながら下と上の土をきれいに密着させる。
それからロクロを回してゆっくりゆっくりゆっくり広げていく。
形が出来ても今度はそれをひっくり返さないといけない、大きいから一人で持ち上げてひっくり返せない。そこで大皿回転機を自作した。

<山内唐仙/プロフィール>
1989年 陶芸作家 親川正治氏に師事
1991年 第7回 国民文化祭(石川県)入選「土と炎の芸術祭」
1994年 現代陶芸展入選(沖縄三越)
1995年 沖展初入選・第48回創造展(焼き〆南蛮壺) 初入選(東京都美術館)
2004年 第57回 創造展準会員推挙
2005年 第58回 創造美術会陶芸部準会員賞受賞「潮騒」
2007年 創造美術会陶芸部会員推挙
2013年 沖縄市工芸フェア準グランプリ受賞
2015年 第68回 創造美術展 兼六賞受賞「三島大皿」
2016年 第69回 創造美術展 会員賞受賞「創-sou-」
2017年 第69回 沖展 奨励賞受賞
2018年 第70回 沖展 沖展賞受賞「環」大皿
2018年 第71回 創造美術展 文部科学大臣賞受賞「しののめ」大皿


※画像はイメージです。
※ひとつひとつ手作りの為、仕上がりの色合いや模様が異なる場合がございます。ご了承のうえ、お選び下さい。
※在庫がない場合は、制作に1ヶ月~3ヶ月のお時間を頂くことがございます。

 

【内容量】
<唐仙窯 皿>
サイズ:19~20cm

※手作りのため、仕上がり色合いや模様が異なる場合がございます。


申込期日:通年
発送時期:寄附受付より1ヶ月~3ヶ月
配送:常温 別送
提供元:唐仙窯

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